カテゴリー: うちの子設定

ハルピュンの日記

っていうシリーズを書きたいな妄想。

前回の記事どおり、ハルピュイアは人と関わる中で期待しない、常に疑心暗鬼であることを強いられて生きている。それを共有するハルピュンによる幸せメモであって欲しい。暗い過去の中にも楽しい思い出もあったよ、的な。

その中にハルピュンにたまたま着せた服が女の子ウケがよくて、調子乗ってアラハギーロの城下町で女の子たち相手にファッションバトル挑んでてほしい。
今日は昨日より可愛くなれた!ってピュンも嬉しいしハルピュイア様も喜んでるしルンルンだー!って感情共有ならではの嫌がらないとこに違和感を持つハルピュイアはいる。。(ピュンは無性だけどハルが男だから自認男、可愛くはなりたくないはず、みたいな疑心暗鬼ぃ)

ハルピュイア様呼びなのは出会ったときにお友達になる条件がそれだったから。
以降ハルピュイアも訂正忘れちゃってるし、ピュンはそれを続けないと創造主の意向に逆らってしまうので魔法生物の性として受け入れちゃってる。
ずっと一緒にいるのに永遠に本当の意味でのお友達にはなれないふたり。
そんな中にも輝きを見出すための、小さなプクリポの物語であると嬉しいので将来の私はお願いします。

ハルピュイアのこと

メインだけあって設定多いのでまず箇条書き

  • 錬金術師である
  • 魔法使いとしても活動している
  • 親父率いる裏家業集団の子会社的立ち位置
  • 出身はキィンベル
  • 両親の投獄と共に浮浪児となっていたとこを親父に拾われた
  • 10代は商売の勉強としてアラハにいた
  • ↑の時に魔法の師匠と知り合う
  • 錬金術師として独立、自分の店を持つ
  • レヴィを迎えに行く
  • 厄介客対策のためファーブニルを雇う←ここから本編
  • 雑草抜きにでも使えたちくわまるてん兄弟を押し付けられる
  • ファントムがプラコン志望し近所に引っ越してくる
  • ファーブニルの鎧新調し相棒宣言

ファーブニルだけが彼の人生唯一の一般人の知り合いで、金も能力も関係なく側にいてくれるのは両親以来で心を預けすぎる傾向。
自身の能力は高く評価できているが、自分自身とかいわれると自信がない。
生き残るための能力を与えてくれた親父には感謝こそすれどそれ以上の期待は持ち合わせていない。そういう教育なので。

愛だ恋だとよく分からないので、相棒が自身に向けている重たい感情に気付いても本質を理解することが出来ない。とりあえず側にいてくれるの嬉しいな。
金が続く限りは雇用関係なので側にいてくれる、その点は信頼している。
いつかくる別れは既に覚悟済み。

プクリポのハルピュンは両親がハルピュイアの心と魔力の一部を連携できるように設計してしまったため、ハルピュイアの鏡として機能している。
自身が落ち込むと一緒に落ち込む存在が常に側にいたことで、自分の弱さに敏感かつ許容できなくなっている。
財力で心を満たし、派手に着飾り強さを演出する。
一方で自分の作った薬で不幸になる人がいることを認識してしまっており、常に奥底には呪い殺されるような不安感が閉じ込められている。

パラディン妄想

最初に言っておく。
闇堕ちが好きだ…!聖職者!?さあ闇堕ちしろってテンションで書きますw

後衛のハルピュイアと組むことで全体の動きを把握することにも意識を使うようになり戦闘が格段に安定するファーブニル。
多分こういうのは冒険者なら新米の頃に扱かれてるはずなんだけど、運悪く後輩育てることに力入れてないパーティに入っちゃったしそこそこ上手くやれちゃったから基礎の基礎を飛ばしたままになってたという設定。
父母がいい人な分、悪い人に慣れてなかった20代ペーペーのファーくんはそれはそれで擦りたいネタ。

オーガ特有の大きな身体と重量感たっぷりの盾が自分の中でピッタリハマった時相当気持ちよかったと思う。
それをもたらしてくれたのは30代のくせにと捨て置かずにくれたハルピュイアのおかげだし、ハルはハルでファーくんほど年重ねてないからこそ加齢で動けなくなる可能性考慮しなかったっていうベストマッチが起きてたんだろうなぁ…。けど、とにかくこの功績はハルピュイア様のおかげだ!とファーくんの中でハル株爆上がりし、一度盲信したが最後、ついには信仰の領域に達しているのがうちの主人依存度ハイレベル聖騎士オーガ♂です。

ハルからすればダメなとこも晒してるしファーくんはそういうの口にしないので気のおける友人関係だといいなとか思ってそう。相棒間で熱量すれ違う瞬間は大好物ですねぇ!!!

本来種族神や盾島そのものとかが信仰対象であるべきパラディンが一個人を崇拝して人生を捧げる描写あと5万回書きたい〜!
しかもその対象が世間一般では悪認識されるような金儲けに走った錬金術師ですよ!!ちょっと!
昔描いたラクガキ漫画を主軸に本にまとめ直したい!闇堕ちってか崇拝先間違った邪教徒パラディンを!よろしくお願いします!!!

レヴィについて

ハルピュイアの師匠はある日アラハギーロの湖で溺れていた。
乾き切った死体と姪に宛てた手紙を残して。

海に焦がれた娘は村の奥に幽閉され、自由を失っていた。
ハルピュイアが見つけた時、暴れ回ったのか木片が散らばる中で指先もボロボロの状態で、その治療も受けていない状態だった。
海に行きたい、と呟く娘にハルピュイアは持参した薬を飲ませて自宅へ連れ帰った。
師匠によく似た面立ちに、ハルピュイアは苦虫を噛み潰した。

それから2年後。
ツンとした冷気の匂いと、入水を拒む厚い氷に覆われた湖に娘は想いを断ち切ることに成功していた。
薬の副作用で感情はあまり波立たないけれど、主人となったハルピュイアの可愛らしい恋は充分にレヴィの心を満たしていた。

ちくわとまるてんについて

いつから一緒なのか本人達もよくわかっていない。
気付いたら泥棒しないと食べられない生活だった。
親父のシマで盗みを働いたがためにとっ捕まり、そのままハルピュイアの店で雑草抜きの仕事をしている。
あったかいご飯とふかふかの布団が毎日堪能できてまるてんは大喜びしているが、兄のちくわはいつこの幸福を失うのかと恐怖している。

ハルピュイアは笑う。いつか捨ててやるから今のうちに存分に堪能しておけと。
だが、プクリポ大好きファーブニルの癒し要因でもあるため、その日がくるのはだいぶ先の話のようだ。

みかまきについて

雪原地区の一部を管理している地主の娘で、ハルピュイアの店がある区画の管理をしている。
ハルピュイアとは派手好きで意気投合しているが、小さくて可愛いハルピュイアが悪の組織に関わってるのを面白いと感じていてかなりの頻度で危ないちょっかいをかけてくる。
一度ハルピュイアに薬漬けにされてしまい、その頃の記憶はまだ戻らないままらしい…。
生粋の金持ちなのでたまにお金使いすぎたハルピュイアの財布にもされている(ゲーム内でも職人の売上を全額回収されてハルピュイアの花代に消えてたりw)。
ハルピュイアに不幸にされているのをファーブニルに心配されているが、本人に自覚がないので問題はないようだ。

オヤジについて

ハルピュイアの育ての親。
片目を失いながらも生きることを諦めない力強い瞳を気に入り、連れ帰ったのち商売の基本や裏業界での生き抜き方を教えた。
自身も大きな組織を率いる、まさに皆のオヤジである。ハルピュイア以外に直接手取り足取り教えた子はいないが、受け入れ先のない孤児をひろっては組織に加えている。
自分の店をもち独立したハルピュイアの商品を定期的に仕入れるくらいには親バカで自覚もあるが、親の心子知らずとはよく言ったものでハルピュイアには愛情が1ミリも伝わっていない(と、お互い認識しているが周りからみるとそっくりなので親子だなと思われている。

金が好きで色ごとも好き。
怠惰で朝が弱いところも親子そっくり。

組織のボスなので忙しいはずなのだが、神出鬼没でハルピュイアの店に直接依頼を持ち込んでくることもしばしば…そしてその依頼は必ずめんどくさいものになるのでハルピュイアは最近、オヤジではなく疫病神のように思っている。