オヤジについて

ハルピュイアの育ての親。
片目を失いながらも生きることを諦めない力強い瞳を気に入り、連れ帰ったのち商売の基本や裏業界での生き抜き方を教えた。
自身も大きな組織を率いる、まさに皆のオヤジである。ハルピュイア以外に直接手取り足取り教えた子はいないが、受け入れ先のない孤児をひろっては組織に加えている。
自分の店をもち独立したハルピュイアの商品を定期的に仕入れるくらいには親バカで自覚もあるが、親の心子知らずとはよく言ったものでハルピュイアには愛情が1ミリも伝わっていない(と、お互い認識しているが周りからみるとそっくりなので親子だなと思われている。

金が好きで色ごとも好き。
怠惰で朝が弱いところも親子そっくり。

組織のボスなので忙しいはずなのだが、神出鬼没でハルピュイアの店に直接依頼を持ち込んでくることもしばしば…そしてその依頼は必ずめんどくさいものになるのでハルピュイアは最近、オヤジではなく疫病神のように思っている。